ISeC Institute of Semantic Computing


CDL (Concept Description Language)の仕様策定と標準化
戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE) 国際技術獲得型研究開発




総務省の平成17年度 戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE) 国際技術獲得型研究開発に採択されました。
3年間の計画でConcept Description Language (CDL)の仕様をWorld Wide Web Consortium (W3C)に提案することを目指します。 CDLはISeCが推進するSeC計画の研究開発のための共通コンピュータ言語です。

【研究開発体制】
東京大学大学院情報理工学系研究科 創造情報学専攻 石塚満研究室
慶應義塾大学環境情報学部 石崎俊研究室
独立行政法人産業技術総合研究所情報技術研究部門
特定非営利活動法人セマンティック・コンピューティング研究開発機構

【SeC計画とCDL】
SeCの目標とする新しい知的システムのパラダイムは、「融合知(Amalgamated Intelligence)」です。 80年代の人工知能(Artificial Intelligence)、あるいは、専門家にかわるエキスパートシステムではない。 また、90年代の増幅知能(Amplified Intelligence)、あるいは、専門家を支援するアシスタントシステム (Assisted Intelligence)でもない。人とコンピュータ、多くの人々と多くのコンピュータが協調し、一体化し、 相乗効果によって高度化された融合知を生み出す。 融合知は、人とコンピュータが一体となって、様々な高度な知的サービス、知のサービス、知へのサービスを実現します。 Webサービスにおいても新しい知的サービスが実現します。セマンティックWebと比較しますと、 コンテンツそのものの記述を可能にするところです。また各種メディアに対して 統一的な言語アプローチを構想しています。

CDLの基本要素はノードとアークとそれらの関係を記述する関係概念からなります。 下の図は、上で述べた融合知の記述をCDL風に表現したものです。 知識表現の分類では、意味ネットワークの一種であるハイパーグラフです。



CDL.*は、自然言語に対応するときはCDL.nl、プログラミング言語に対応するときはCDL.progのように それぞれのメディアに対してCDL言語を策定します。テキスト、写真、図表、ムービー等が混在するときにもCDLという言語で 記述することができます。

目標は広大ですが、当面はW3C標準化に向けてもっとも基本となるCDL.nlを重点的に研究します。
最近の状況はニュース欄を見てください。2006.11からCommon Web Language Incubator Groupの活動を1年間の予定で開始しました。