ISeCシンポジウム
主催
特定非営利活動法人セマンティックコンピューティング研究開発機構(ISeC)
日時
平成18年6月3日(土) 11:00~17:00 (受付開始は、10:40より)
場所
ヤフー株式会社(六本木ヒルズ森タワー)セミナールーム
(入館方法:六本木ヒルズ森タワー2階(LL) エレベーターホールC(スターバックス奥 自動ドア内)のヤフー受付で入館手続き後、専用エレベーターにて26階フロア、そして、セミナールームへ)
定員
100名(無料);定員になり次第締め切らせていただきます。
趣旨
ISeCは、知的システム・知的環境の設計原理という最終目標に向かって、確実なステップを設定しながら活動を進めています。 その最初のステップが、研究開発の共通言語となる概念記述言語CDL(Concept Description Language)です。CDLは、表現メディアやコンテンツの意味の概念化を統一的に記述するための言語です。表現メディアの中心となるのが自然言語です。まず、自然言語テキストの意味の概念化を記述するCDL.nlの仕様策定を行いました。CDL.nlの代表的な応用としてWeb共通言語を取り上げます。Web共通言語は、世界規模でのWeb環境高度化に貢献します。 これらの成果を踏まえ次なるステップが、「明晰日本語」とその設計基盤となるセマンティック辞書の開発です。明晰日本語は、十分な自然言語らしさを保ちながらも高精度な機械処理を実現できる日本語の仕様です。産業界における様々なドキュメントに用いる産業言語、医療・福祉サービスにおける医療言語、学術情報の記述蓄積に用いる学術言語などが明晰日本語のファミリー言語として設計されることになります。これらの言語は、Web2.0時代の日本の知識コモンズ構築の基幹メディアとなります。
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